夫婦の価値観は合ってますか?
価値観って何?
ここで言う価値観とはズバリお金の使い方のこと。
一般的に「価値観」とは、価値を感じるものや考え方の基準。
そして価値観は生きていくなかでの経験や体験、人との出会いなどにより、少しずつ変わっていくものです。
「夫婦で意見が合わない」
「話していると喧嘩になる」
そんな時に原因は何だろう?と考えてみると、お金に関係していることが多くありませんか?
夫婦2人で貯めたお金を何に使うか、使いたいか意見が合うと、夫婦のもめごとは少なくなるはずですよね。
この記事では、夫婦の価値観についてお伝えしていきます。
夫婦の価値観が合っていれば話の行き違いも少なく、穏やかな日常を送ることができます。
50代夫婦の価値観は合ってる?
育った環境が違えば、価値観が違っていて当たり前。
それでも長く一緒に暮らしていると、価値観ってだんだん近くなってきませんか?
私の価値観=お金に対する考え方の土台はこの2つだったと思います。
- 高校時代に簿記3級を取得したこと
- 卒業後は地元の銀行に就職したこと
自覚はなかったものの、簿記を勉強したおかげで貸借対照表や損益計算書が無意識にインプットされていたこと。
その後銀行に就職し、当たり前のように積立預金を開始したこと。
当時は預金金利も5〜6%と高く、ノルマもあって定期預金にも力が入りましたね。
通帳の残高が増えていくことに喜びを感じていました。笑
そして税金や社会保険料、積立預金などを差し引いた残りが「生活費=使ってもいいお金」という考えも自然と身に付きました。
夫の価値観も、最初から私と大きくは違っていませんでした。
夫の実家は自営業(廃業済み)で、義父がお金を自由に使う人(儲かってないのに)だったので反面教師だったのかもしれません。
就職してから結婚するまでの間、ちゃんと積立預金もしているような人でした。
家計管理はどっちがする?
我が家の家計担当は私です
明治安田生命が2017年に実施した調査によると、家計管理を担当する割合は以下のようになっています。
- 妻が家計管理 65.8%
- 夫が家計管理 19.1%
- 家計を分けて管理 14.3%
- その他 0.8%
妻が圧倒的に多いですね。
家計管理は得意な方がやればいいと思いますが、共働きでも家計を夫と妻それぞれ別に管理するのはおすすめできません。
家計の管理や見直しは夫婦一緒にやるのが大原則。
そうすれば、夫が、妻が、きっと貯めているはず!という幻想もなくなりますしね。笑
夫婦が仲良くなる家計管理のコツ
家計を管理していく中で、絶対に守ってほしいことが2つあります。
- 夫婦それぞれに必要経費としてお小遣いを振り分けること
- お小遣いを何に使ったかはお互いに干渉しないこと
相手に対して「それって無駄遣いじゃん!」と思っても、お小遣いの範囲内なら穏やかに生活していく上での必要経費と心得る。
これだけは守ってほしい!
人生の三大出費を夫婦で乗り越えろ!
そもそも夫婦でお金の話してますか?
夫婦どちらが家計管理をする場合でも、コミュニケーションは欠かせませんよね。
- 1ヶ月の生活費はどれくらいか
- 資産はどれくらいあるのか
- どうやって三大出費を乗り越えるのか
特に家計管理をしていく上で、人生の三大出費を考えないわけにはいきません。
三大出費とは↓
夫婦の話し合いはカフェがおすすめ
家だとなんとなく話しにくいってことないですか?
- 子供の進路
- 仕事のこと
- 親のこと
家で話しにくい理由は、どれも深刻になりがちでお金も関係してくることだから。
家だと一気に雰囲気が悪くなったりしますよね…(そして何も解決しない)
私は夫ときちんと話をしたいとき、いつもランチに行きました。
カフェでおいしいランチを食べながらだと、案外冷静に話せるんです。
たぶんこんな理由で↓
- おいしいランチやスイーツで気分があがる
- 周りの目を気にするから理性が保てる
- いつもと違う場所で頭がクリアになる
- 家に帰る前にリセットできる
すぐに答えが出なかったとしても、問題提起することでお互い無意識で考え始めます。
一人でモヤモヤ考えているよりは、カフェでそのモヤモヤを見える化して共有していく。
特に三大出費については、夫婦の協力なしではできませんから!
我が家の三大出費はこんな感じで乗り越えてきました↓(まだ途中だけど)
三大出費その①住宅資金
我が家は25年ほど前に、諸費用込約3,000万円で分譲マンションを購入しました。
当時の住宅ローン金利は2%で、10年後はなんと4%になるというもの!
どうしても金利4%は回避したかったので、共働きをしながら繰り上げ返済をし、結果6年半で完済することができました。
共働きとはいえ6年半で完済できたのは、ちょうど子供たちが保育園〜小学校であまりお金がかからない時期だったから。
その後はあちこちリフォームしながら、今も快適に暮らしています。
一方で50代はまだ住宅ローン返済中の人もいるのでは?
ローンの借り換えで住宅ローン金利が低くなる場合があります。
こちらもご覧ください↓
三大出費その②教育資金
我が家に子供は2人。
教育資金は思ってた以上にかかりました…
2人とも高校までは息子の予定外の私立高校も含め、家計内の予算でやりくりできました。(住宅ローンが終わってたから!)
ただ高校卒業後は、進路次第でお金のかかり方は変わります。
私立の医療系ともなると、年間の授業料だけで約140万円。
さらに初年度は入学金20万、そして毎年の教科書代2〜3万、電車通学50万、一人暮らしの仕送り毎月10万弱…
とにかくお金がかかります!
子供の教育費として、以下はすべて預金にまわしました。
- 0才から学資保険(受取360万円)
- 児童手当
- すべてのお祝い金
これらの預金は入学金や授業料にあて、通学費や一人暮らしの費用は家計の中から捻出しました。
三大出費その③老後資金
老後2000万円問題は有名な話ですが、全員が2000万円必要なわけではありません。
どこで暮らすか、どのように暮らすかでかかるお金は違います。
我が家の60才以降のお金の予定はこんな感じ↓
- 夫婦共60才〜10年間民間の個人年金受取り
- 夫=65才〜年金受給予定
- 私=70才〜年金受給予定
民間の個人年金は、少額ですが2人とも結婚前から始めていたもの。
今の時代ならNISAのつみたて一択なんですけどね!
夫が60才で定年退職した場合、65才まで民間の個人年金だけでは生活費が足りません。
5年間不足分は預金等を取り崩すことになります。
65才から受け取る年金も、今の予定額より少なくなる可能性もありますよね…
そのあたりも考慮して、定年まではしっかり貯めておこうと思います。
50代夫婦の家計簿まとめ
夫婦の価値観が近いと揉め事は少なくなります。もっとお金の話をしよう!
夫婦で価値観が違っていても当たり前。
初めは多少ズレていた価値観も、一緒に生活する中で変化していく可能性があります。
お互いの価値観を理解して、認め合えば揉め事は少なくなりますよね。
そして家計管理は夫婦のコミュニケーションがなければ成立しません。
特に人生の三大出費について話し合いは必須。
なんだか話しにくい…
そう感じたら、カフェに行ってみませんか?
カフェでおいしいランチを食べながら、将来のことについて話してみてくださいね。
モヤモヤすることを見える化して、夫婦で共有することが大事です。
夫婦の話し合いで気をつけること
夫婦で話をするときに気をつけることはこれだけ↓
たとえ相手の言うことが自分の考えとは違っても、最後まで聞いてみる。
それからお互いの考えをすり合わせて、出したものが答えです。
答えが出るまで、何度でも話せばいいと思います。
話したらスッキリした!と言うことも意外とある
カフェでおいしいものを食べながら、夫婦でゆっくり話す時間も大切に。
こちらの本も参考になります↓
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