50代になると定年後にお金が足りるか心配になりますよね。
「定年までにいくら準備すればいいかわからない」
という人もいると思います。
我が家では手書きの家計簿を長年付けてきたり、ボーナス時には資産の確認をしたり、夫婦でライフプランについて話し合ってきました。
そんな我が家も50代になってから、定年後の暮らしを考え家計の見直しを始めました。
この記事では、次のような人に向けて家計見直しの手順をお伝えします。
- 定年後のお金が心配
- 家計簿を付けていない
- 現在の資産がわからない
- ライフプランがない
何を始めるにも「もう遅い」ということはありません。
明るい未来のために、50代からでも家計の見直しを始めましょう。
家計見直しの手順4ステップ
- 現金資産を確認する
- 今後のライフプランを考える
- 現在の支出を確認する
- 家計の現状を分析する
①現金資産を確認する
確認するのはこの3つ↓
- 普通預金
- 定期預金
- 株などの有価証券
忘れたままの銀行口座はありませんか?
②今後のライフプランを考える
ライフプランとは人生における様々なイベントや目標を具体的に計画することです。
例えば以下のようなこと↓
- 旅行
- 家のリフォーム
- 車の買い換え
- 家具家電の買い換えなど
やりたいことができる資金を準備しておきたい
③現在の支出を確認する
1ヶ月の支出を以下の4つに分けます↓
- 毎月の固定費
- 毎月の変動費
- 不定期の固定費
- 不定期の変動費
漏れなく支出を把握して!
④家計の現状を分析する
家計の支出を把握したら、次の3つを確認します↓
- 収支のバランス
- 支出の内訳(ローンも含む)
- 貯蓄と投資の割合
黒字家計にすることが必須
定年までに準備する金額を計算するやり方
- 現金資産を確認する
- 今後のライフプランを考える
- 現在の支出を確認する
- 家計の現状を分析する
ここまで家計の確認をしたら、結果は2通りに分かれますね。
思ってたより資産があった
全然資産がなかった…
まずは現状を確認することが大事です
資産の状況を踏まえつつ、次にやることは以下の確認です。
65歳からの年金受給額↓
生命保険や年金保険もあわせて確認↓
退職金制度はありますか?
以上の結果から下記を計算します。
- 生活費は年金で足りるか
- 足りない場合の不足分はいくらか
- 不足分は貯蓄で賄えるか
※不足分は65〜95歳までの30年間で計算↓
①1ヶ月分の生活費ー1ヶ月の年金受給額=1ヶ月の不足額
②1ヶ月の不足額×12ヶ月×30年=定年後必要になる金額
③定年後必要になる金額ー現在の資産額=定年までに準備する目標額
そしてここから先は、資産に余裕がある人とない人でやることが変わってきます。
資金に余裕がある
資産にある程度余裕があるなら、もうワンランク上の人生を楽しむこともできますね。
- 生活の質の向上
- ライフプランの充実
- 投資
ただ定年後、貯蓄が減っていくばかりでは悲しくもなります。
リスクの範囲内でつみたて投資することも検討してみてください。
資金に余裕がない
定年後の資金をどうやって準備するか、家計収支を元に計画していきましょう。
- できるだけ働く
- 年金受給を繰下げる
- 支出を減らす
年金は1ヶ月遅らせるごとに0.7%受給額が増えます。
支出を減らすには定年後は車を手放す、小さな家に住み替えるという選択肢もあります。
50代の家計の見直しまとめ
家計見直しの手順は次の4ステップ↓
- 現金資産を確認する
- 今後のライフプランを考える
- 現在の支出を確認する
- 家計の現状を分析する
次に確認するのはこの3つ↓
以上を確認した結果を踏まえ、以下の計算をしていきます↓
- 生活費は年金で足りるか
- 足りない場合の不足分はいくらか
- 不足分は貯蓄で賄えるか
資産に余裕があってもなくても、家計やライフプランの見直しはこれからも必要です。
共に明るい未来を目指しましょう!
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