2019年に話題となった「老後2000万問題」。
もう6年前の話とはいえ、50代の人は今もこの金額が気になっていませんか?
先日テレビ(林修の今知りたいでしょ!)で、お金のプロ30人が答える!2025年版老後のお金スペシャルを見ました。

老後のお金というワードに敏感です💦
この記事では本当に必要な老後資金について、番組の内容とともにお伝えしていきます。
番組の中ではお金のプロが考える老後資金は、バラ色の老後生活には4500万円必要という人がいる一方で、30年間の老後資金は0円!という人も😲
じゃあ我が家はどのくらい必要?なのか一緒に考えてみましょう。
必要な老後資金は暮らし方によって人それぞれ、ぜひ参考にしてください。
老後2000万問題!今はいくらになってる?

2019年に金融庁の報告書で示された「老後資金は2000万円必要」という金額。
これは平均的な無職の夫婦が老後30年間を過ごすには、年金収入だけでは2000万円足りないという試算です。(月々約5万円)
この2000万は2017年総務省統計局の家計調査をもとに試算されたもので、実は毎年金額は変わってます↓
- 2017年は2000万不足
- 2018年は1500万不足
- 2019年は1200万不足
- 2020年は55万不足
- 2021年は800万不足
- 2022年は930万不足
- 2023年は1400万不足
極端に少ない2020年の55万は、コロナ禍でお金を使わなかったから。
そして老後2000万問題は、高齢による食費などの減少も考えられていないものでした。
一般的には老後の生活費は、現役時代の7割程度で計算されます。
老後にかかるお金はどれくらい?

そうは言っても年金暮らしになると、医療費に介護費、家のリフォームや旅行にもお金がかかる。
ほんとにいくら必要…?
医療費
2021年の厚生労働省の調査によると、生涯医療費は平均2800万円(保険適用前)。
その2800万を使う年代が、
- 70歳未満で51%
- 70歳以上で49%
約半分の医療費を70歳以上で使うことを考え、お金のプロが計算した老後資金は30年で1500万↓
介護費1000万+医療費200万+その他300万で合計1500万

介護費にもずいぶんお金がかかるんだ…
住居費
持ち家戸建ての場合、リフォーム費用として外装200万、内装300万で合計500万。
持ち家なら固定資産税もかかりますね。
一方賃貸の場合、リフォーム費用や固定資産税はかからないけど、
- 1ヶ月の家賃が10万なら30年で3600万
- 半分の家賃5万でも1800万

持ち家か賃貸か、悩むところです
やりたいこと
60歳から79歳の人に聞いたアンケートで、やりたいことの1位は「旅行」。
国内か海外か、何回行くか、どこに泊まるか…旅行にも使えるお金は残しておきたい。
でも老後資金の中で使えるお金は限られます。

仕事を辞めてからやりたいことをやろうと思うと、それなりにお金はかかる。だから今からしっかり考えておきたい!
老後資金0円でも大丈夫ってどういうこと?!

50代まで住宅ローンや教育費などで出費がかさみ、老後資金が準備できていない…という人も多いと思います。
番組の中では「老後資金は0円でも大丈夫!」というお金のプロもいました。
老後資金0円の現実味
老後資金0円なら、老後も働くこと。
2023年の調査では、65歳から74歳で働いている人の割合は↓
- 男性62%
- 女性43%
- 男性43%
- 女性26%
お金のプロが言うのは、

60歳で老後資金が0円でもそこから働いて貯めればいい。これから老後のお金は老後に貯める時代です!
そうは言っても、これってなかなかハードルが高い。
まず「健康」でいられないと働けない。
何より60歳まで貯蓄してこなかった人が、急に60歳から毎月貯蓄できるようになる?という疑問。
貯蓄は習慣。

60年の習慣を簡単に変えることができる人は、そう多くないと思うのは…私だけ?
50代の今からできること

老後資金の準備が十分でないからといって、悲観するのはまだ早い。
50代からでもできることはたくさんありますよ👍
まずは家計の見直しから↓
現状を把握してから、支出の見直しをしていきます。
ねんきん定期便で受給額も確認しておいてくださいね。
50代ならNISAもおすすめですよー!
老後2000万問題まとめ

老後資金は人生100年時代を生き抜くために必要なお金だけど、人によって違います。
実は2019年に話題となった「老後2000万問題」も時代とともに変化してた↓
- 2017年は2000万不足
- 2018年は1500万不足
- 2019年は1200万不足
- 2020年は55万不足
- 2021年は800万不足
- 2022年は930万不足
- 2023年は1400万不足

一般的に老後の生活費は、現役時代の7割で考えます
老後にかかる大きなお金として準備しておきたいのは↓
- 介護費・医療費が500万〜1000万
- 持ち家ならリフォームに500万
住む家が賃貸なら家賃×30年分、旅行や趣味に使うお金もかかります。
「そんなにお金ないよ…」と言う人にあるお金のプロは、60歳の時に老後資金0円でも大丈夫!と言うけど、それは老後も働くということ。
健康で楽しく働き続けられるなら、それが一番いいのかも…?
結論、お金のプロたちの意見をまとめると2025年老後本当に必要な資金は↓
もうムリかも…と言う人も焦らず、今からできることをコツコツ積み重ねていきましょう。
今できることは「家計の見直し」です!
私もやってます↓


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