いくらお金を稼いでも何も考えずに使っていたら、いつまでたってもお金は貯まりません。
お金に困らないためには、少しだけお金の使い方を考えることが必要です。
定年間近の我が家は老後2000万円問題もクリアし、明るい未来が見えてきました。
一方で50代貯蓄の現状はこの通り↓
- 平均貯蓄額 1253万円
- 中央値 350万円
※金融広報中央員会「二人以上世帯の家計の金融行動に関する世論調査(令和4年)」より
平均貯蓄額は少数の富裕層に引っ張られて金額が高くなるので、中央値が実態に近いと言えます。
この差はどうして?
この記事では、20代、30代、40代がお金に困らない人になるように、お金の使い方のちょっとした工夫をお伝えします。
お金がすべて!ではありませんが、お金がないと人生は楽しくなりません。
少しだけ手間をかけるかどうか、少しだけ考えてみるかどうかで結果は大きく変わります。
周りは誰もやってなかったお金の使い方
今まで当たり前だと思っていたお金の使い方が、実は誰もやってないと気づいたのは50代になる頃。
「お金がないから働く」という話をよく聞くようになりました。
ただよく聞いてみると「お金がない!」と言いながら、こんなことになっていて…
- 保険料の払い過ぎ
- 携帯料金が割高
- 家や車にお金をかけすぎ
それぞれに理由はあるものの、どうしても「やらない」言い訳に聞こえてしまいます。
お金の使いすぎでは?
我が家が当たり前と思ってやってきたお金の使い方はこれらのことでした↓
①結婚費用は予算内に収める
27歳で結婚するときに、準備したお金は600万円。
私と夫の貯蓄から、それぞれ300万円ずつ出し合いました。
使ったのはこれらのもの↓
- 結納金
- 婚約指輪とお返しの時計
- 結婚指輪
- 結婚式費用
- 新婚旅行費用
- アパートの敷金礼金
- 家具家電
実は結婚するとき、夫のカーローンが150万円ほど残ってました
結婚前のことなので仕方ないですが…
ただ新生活のスタートから借金を背負うのはイヤだったので、カーローンも600万円の予算の中から返済することにしました。(これでスッキリ笑)
予算が減った分、新婚旅行先を海外から2泊3日の東京ディズニーランドに変更し、予算内に収めました。
②車は買ってもローンは組まない
我が家は田舎なので、車は必需品です。
結婚時にカーローンを返済してから30年、その間乗り継いだ車は3台。
でも一度もカーローンを組んだことはありません。
持っているだけでもお金がかかる車に、高いカーローンの金利まで払いたくはありません。
車の買い替えはお金を貯めてから、という流れが当たり前になりました。
>>えっ!車ってこんなにお金がかかるの?こちらの記事もご覧ください
③住宅ローンはすぐ返済する
32歳の時に約2800万円で分譲マンションを購入しました。
頭金700万円、残り2070万円は20年ローンです。
当時の金利は2%で、10年後には4%になります。
銀行で働いていたときに聞いたのは「住宅ローンの返済は初めはほぼ利息で借金自体は減らない」ということ。
確かに20年かけて返済すると、借りた2070万円が総支払額3120万円にもなってしまいます。
1050万円も余分に払うの…?
とにかく金利2%の10年以内には完済しようと思い、結果6年半で全額返済できました。
④生命保険は掛け捨てでOK
我が家は今まで、貯蓄型の生命保険に加入したことはありません。
子供が生まれてから加入したのは、掛け捨ての生命保険のみ。
貯蓄型保険は、保険会社の手数料が高すぎるのでおすすめできません。
そして子供たちが就職してから数年後の2021年夏に、生命保険の見直しをした結果、毎月8000円の節約に。
子供たちが独立したら、夫が死亡時にもらう数千万というお金は必要ありませんよね。
⑤学資保険は年払いで元本割れ回避
子供たちの学費のため、生まれてすぐに郵便局で学資保険に加入。
長女の時は18年間、毎月積み立てでも+36万円になる計算でした。
ところが3年後に生まれた長男の学資保険は、毎月積み立てだと元本割れしてしまうことが判明。
保険部分もあるけど、元本割れはイヤだし!
計算してみると、1年払いで元本割れは回避できそう。
結果年払いで+5万円になりました。
⑥携帯料金は格安SIMにする
我が家の携帯は、私が「楽天mobile」で夫が「日本通信SIM」です。
どちらも携帯料金は1000円台に収まってます。
でもこれらの大手キャリアで携帯電話を契約していると、料金は割高に↓
- docomo
- au
- Softbank
ただ最近は、大手キャリアも格安のサブブランドを提供していますね↓
- docomo→ahamo
- au→povo
- Softbank→Y!mobile
83才の母もdocomoのガラケーからUQmobileのスマホに変更しました
話し放題付きでも毎月docomo約3,500円が→UQmobile2,500円に下がりました。
50代からもお金に困らないためにやってること2選
子供たちの独立から定年までの間が、最後のお金の貯めどき。
豊かな定年後に向けて、できることはまだまだあります!
①家計の見直しをする
お金に困らないためには、どの年代でも家計管理は必須です。
年代によって必要になる金額は変わるので、ライフプランも重要ですね。
- 20代 自己投資
- 30代 結婚・マイホーム購入
- 40代 子供の教育資金
我が家では定年を前に老後資金確保のため、家計の見直し真っ最中です。
②NISAでつみたて投資する
2024年から新NISAも始まって、ますます投資環境が整いました。
2022年2月から始めたつみたてNISAも、今のところ順調です。
ただし投資は自己責任です、リスク許容度の範囲内で!
20代娘夫婦の家計は大丈夫?
私が家計見直しを始めてから、娘夫婦の家計は大丈夫?と思うようになりました。
娘とはいえ、よその家の家計に口を出すのはおすすめできません。
でも心配…
20代娘もNISAでつみたて投資中
私は娘が就職してからつみたてNISAをやってほしいなーと思っていたので、私が読んだ本やYouTubeをすすめてみました。
もともと県外の大学を卒業後、実家に帰って就職したのも本人曰く「お金を貯めるため」笑
しっかりしてるっていうのかな?
大学進学にかかるお金の話などもしていたので、娘もお金の大切さはよくわかっているはず。
私が娘にすすめた本はこの2冊↓↓
3000円投資生活は新NISA対応版です↓↓
すると案外素直に本を読んだり、YouTubeを見たりしてつみたてNISAをザックリ理解。
私がすでに投資しているという安心感もあったのか、娘もさっそくSBI証券口座を開設し投資を始めました。
素直に行動してくれてよかった!
結婚後もつみたて投資は続いていて、現在は夫くんもつみたて投資をしているそう。
そんな娘夫婦に子どもが生まれ、お祝い金をたくさんもらいました。
そのお祝い金は将来子どものために使うもの。
そのまま銀行に預けておいてもいいのですが…
ジュニアNISAもあるよ!
そうだね!
という話になり、お祝い金はジュニアNISAへ。
ジュニアNISAは2023年末で終了した制度ですが、2024年以降も非課税で運用されます。
孫ちゃんのジュニアNISA、ギリギリ間に合いました。
娘夫婦にとってこれから必要になる大きなお金は、孫ちゃんの進学費用や住宅購入費用。
老後資金はつみたて投資で賄えるはずです。
他にも食料品などの変動費以外で毎月かかる固定費は↓
- 孫ちゃんが成人するまでの生命保険
- 東京の高い家賃
- 公共料金
- スマホ代
- サブスク
毎月少しづつでも用意しておきたいのは↓
- 帰省や旅行代
- 電化製品の買い替え
- 引っ越し費用など
帰省とか電化製品とか、毎月少しづつ積み立てしたほうがいいよ
やってるよ
そうは言うものの、ほんとかなー?(←疑ってる)
「住信SBIネット銀行の目的別口座で管理してる」とは言うけれど。
やってると言われれば、もうこれ以上はつっこめない。笑
家計管理の大切さ、ちゃんと伝わったかなー…?
お金に困らないために20代からやること!まとめ
50代までのお金の使い方はこの6つ↓
- 結婚費用は予算内に収める
- 車は買ってもローンは組まない
- 住宅ローンはすぐ返済する
- 生命保険は掛け捨てでOK
- 学資保険は年払いで元本割れ回避
- 携帯料金は格安SIMにする
つまりこういうことです↓
- 夫婦共働きで稼ぐ
- 借金はしない
- 余計な手数料は払わない
- ムダな支払いはカット
やるとやらないとでは大違い!
そして50代になってもお金に困らないためにやっているのはこの2つ↓
- 家計の見直しをする
- NISAでつみたて投資する
細かな節約より効果大です!
全部やらなくても大丈夫、でもやると確実に未来が変わります。
娘夫婦の家計も心配だけど、やるか、やらないかは任せるしかない。
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