勤務先に退職手当制度があるかどうか知っていますか?
「知っている」と答えた人は、実際に退職金がいくらもらえるか把握してますか?
50代になると、定年退職はすぐそこまできています。
退職後の生活を考えると、退職金がいくらあるのかは死活問題。
金額次第で何歳まで働けばいいのか目安にもなりますよね。
そこでこの記事では、定年退職時の退職金の確認方法と使い方についてお伝えしていきます。
退職金は定年後の生活設計に大きな影響を与えるもの。
その使い道も考えどころです。
定年後、豊かに暮らしていくためにはどうしたらいいんだろう…
そう思っている人は、ぜひ最後までご覧ください。
50代のうちに退職金の確認しておくことで、定年後の暮らしの計画が立てやすくなります。
安心できる豊かな生活になるように、今から準備していきましょう!
定年退職金の勤続年数と平均額
厚生労働省が行った平成30年就労条件総合調査によると、退職手当制度がある企業の割合は80.5%となっています。
勤続20年以上かつ45才以上の定年退職者(単位:万円)大学・大学院卒 (管理・事務・技術職) | 高校卒 (管理・事務・技術職) | 高校卒 (現業職) | 中学卒 (現業職) |
|
---|---|---|---|---|
計 | 1,983 | 1,618 | 1,159 | 965 |
20〜24年 | 1,267 | 525 | 421 | 268 |
25〜29年 | 1,395 | 745 | 610 | 453 |
30〜34年 | 1,794 | 928 | 814 | 728 |
35年以上 | 2,173 | 1,954 | 1,629 | 1,321 |
退職金は学歴や職種、産業によって大きく変わります
退職金の確認方法3選
我が家は定年で退職金いくらくらいもらえるんだろう?
気になりますよね、確認方法は3つあります
①就業規則を確認する
一般的に会社の就業規則には、退職金制度の有無や支給要件の詳細が記載されています。
会社の就業規則は、誰でも閲覧できるので確認してみてください。
「就業規則をどこで確認したらいいかわからない」という人は、周りの人に聞いてみてくださいね。
まずは退職手当制度があるかどうかを確認してみて
②会社の総務や経理担当に聞く
「就業規則を見たけどよくわからない」という人は、総務や経理の担当者に聞いてみるのもアリ。
定年が近い50代なら、より正確な金額がわかるはずです。
退職金をザックリ計算して教えてくれるかも
③定年退職した先輩に聞いてみる
学歴や役職などがほぼ同じくらいの、退職した先輩に聞いてみるという方法もあります。
60才で一旦定年退職金を受け取り、その後も雇用延長で働いている職場も多いのでは?
具体的に教えてもらえるかどうかわかりませんが、だいたいこれくらい?と当たりをつけて聞いてみたら答えてくれやすいかも。
我が家(夫)は3つすべてで確認済です笑
退職金は貯蓄か?投資か?
定年退職金が大金だと、どうしたらいいか困りますよね。
でも、うっかり株などに投資しないでください!
退職金で投資をおすすめしない理由は↓
退職金が銀行口座に振り込まれると、きっと銀行の営業マンなどから連絡がきます。
特別なお客様だけに特別な商品をご紹介します
普段見たこともない額のお金が、銀行口座にあると気が大きくなるのもわかりますが…
そんなウマい話はありません
3ヶ月程度の利率のよい定期預金なら、まだOK。
ただしその3ヶ月の間に、理解できないような投資商品を営業マンに勧められても、手を出さないように十分注意してください!
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私の実家は株で退職金が溶けた
実は、わたしの父は株式投資で退職金を溶かしました💧
働いていた会社が倒産したのは、父が50才前後ころだったと思います。
運良く退職金は受け取ったものの、ほぼ株に投資したもよう。笑
私は当時のことは記憶にありませんが、あとから母に聞きました。
きっとだいぶモメたはず…💦
父は以前から株式投資をしていたので、投資初心者というわけではありません。
その後も凝りずに、亡くなるまで株はやってましたね。
まぁ父のお金なので、私がどうこう言うことでもありません。
母は少しかわいそうですが💧
投資は時代の流れによって退職金が半分になることも、最悪消えて無くなることにもなりかねません。
退職金で投資はせず、現金として持っておいたほうが無難です。
退職金の使い道
退職金はこれからすぐに必要になるお金です
- 今後の生活費
- 旅行
- 趣味
- 家のリフォームなど
他の資産と合わせて、計画的に使うようにしていきたいですよね。
50代で住宅ローンがある場合は、退職金を当てにする前に金利の確認をしてみてください↓
定年退職金いくら?確認方法まとめ
定年退職金の確認をしてみましょう!
厚生労働省の調査によると、退職手当制度がある企業の割合は80.5%。
退職金の平均は次のとおり↓
- 大学・大学院卒(技術職等)→1,983万円
- 高校卒(技術職等)→1,618万円
- 高校卒(現業職)→1,159万円
- 中学卒(現業職)→965万円
退職金は学歴や職種、産業によって大きく変わってきます。
退職金の確認方法は3つ↓
- 会社の就業規則を見てみる
- 会社の総務や経理担当者に確認してみる
- 会社の退職した先輩に聞いてみる
退職金を株などに投資するのはオススメしません!
理由はこちら↓
- 今後の生活費
- 旅行
- 趣味
- 家のリフォームなど
現金で持ちつつ、計画的に使いましょう
自分のお金をいちばん大事に思っているのは自分だけです。
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