我が家では、定年を前に家計の見直しをしています。
家計の見直しをするには、1ヵ月の家計収支を把握する必要があります。
家計収支の把握はできていますか？
家計収支を把握するやり方は、こちらの記事で詳しく解説しています↓
家計の収支を把握した後にやることは、家計の現状を分析すること。
家計簿は、今後のライフプランを立てるための貴重な土台です。
1ヵ月にいくら使って生活しているのかわからなければ、計画の立てようもないですよね。
家計の現状を客観的に把握し、課題を明確にすることが何より重要です。
理想のライフプランを実現するために、課題をクリアしていきましょう！
家計収支を把握した後にやること3つ
家計簿をつけると、収入と支出の全体像が明確になります。
今まで深く考えずにお金を使ってきた場合は、その現状に驚くかもしれませんね。
こんなに使ってたなんて…
一旦冷静になって、以下の3点に注目しながら分析してみてください。
①収支のバランス
まずは収入と支出の差がプラスかマイナスかを確認します。
マイナス（赤字）なら、支出が収入を上回っているということなので、プラス（黒字）になるように改善する必要があります。
ただ黒字家計でも、次のような場合は改善が必要です。
- 収入と支出の差がほぼ「0」
- ボーナスを入れると黒字になる
- 黒字だけど貯蓄や投資ができていない
②支出の内訳
支出を分類して、何に多くのお金を使っているのかを把握します。
固定費と変動費をそれぞれ分析し、無駄遣いがないか確認しましょう。
- 毎月の固定費
- 毎月の変動費
- 不定期の固定費
- 不定期の変動費
改めて家計を確認してみると、こんな無駄に気づくかもしれません。
- もう必要ない保険
- 使ってないサブスク
- 携帯電話のいらないオプション
これらはきれいサッパリ解約してくださいね。
③貯蓄と投資の割合
毎月どのくらい貯蓄や投資ができていますか？
これからやりたいことをやっていくには、お金が必要です。
貯蓄が足りないかも…！
目標とする貯蓄額に到達できていない場合は、貯蓄率を高めるための対策が必要です。
まずは「生活を守るためのお金」を確保するところから。
理想は1ヵ月の生活費×1年分です
このお金があれば医療保険は必要なくなり、掛け金を貯蓄に回すことができます。
そして50代なら「収入の2割〜3割」「ボーナスは全額」くらいの勢いで貯蓄や投資ができるような家計に調整していきます。
今後のライフプランを考えながら、無理のない範囲で積極的な貯蓄や投資の計画を立てていきましょう！
家計見直しに特化したFP無料相談はこちら
50代からのライフプランと家計の見直し
ライフプランとは、人生における様々なイベントや目標を具体的に計画し、資金面も含めて準備していくことです。
ライフプランを作る目的
ライフプランを作る目的は2つ。
- 将来の不安を解消する
- 目標を達成しやすくする
ライフプランの作成は、具体的な目標設定と行動計画を見える化すること。
目標が明確になり達成への道筋が見えると、将来への不安も解消していきますよね。
さらにライフプランは、目標達成に向けてのモチベーション維持にも役立ちます。
ライフプランは、自分にとって本当に大切なものは何かを考え、より充実した人生を送ることができるツールになります。
今後のライフイベントを予測して貯蓄する
年齢によってライフイベントは変化していきます。
50代は結婚、出産、育児、マイホーム購入などは終わったという人も多いはず。
そしてこれからは、定年後の暮らしのための老後資金確保が必要です。
自分がどのような人生を送りたいのか、どのようなライフスタイルを実現したいのかを具体的に予測してみてください。
- 定年後の生活費
- 旅行資金
- 家のリフォーム
- 車の買い換え
- 家具家電の買い換えなど
それらの資金をどうやって準備するか、家計収支を元に計画します。
まず現在の貯蓄額・投資額を確認↓
年金額も確認しておきましょう↓
退職金はありますか？
そして足りない部分を、現在の収入から貯蓄や投資に毎月振り分けます。
貯金に特化したFP無料相談はこちら
ライフプランは定期的に見直す
ライフプランは、人生の変化に合わせて定期的に見直すことが大切です。
子供の結婚や孫の誕生など、うれしいライフイベントが発生したり、定年後の住まいが変わったりと、プランの修正が必要になることもあります。
ライフプランをひとりで計画するのがむずかしいときは、ファイナンシャルプランナーに相談して作成してもらうこともできます。
ライフプラン設計に特化したFP無料相談はこちらから
借金は定年までに返済する
定年時には借金がないのが理想ですよね。
この貯蓄が低金利の時代に、他人に高い利息を払っている場合ではありません。
借金返済は、最優先事項です！
- 住宅ローン
- カーローン
- カードローン
- リボ払いなど
金利の高いものから返済していきましょう
借金があるうちは、貯蓄や投資より借金返済が先。
住宅ローンの借り換えについてはこちらも参考にしてください↓
住宅ローン・住宅購入に特化したFP無料相談はこちらから
家計収支とライフプランまとめ
1ヶ月の家計収支を把握できたことは、家計改善への大きな一歩です。
そして次にやることは、以下の3つを分析すること↓
- 収支のバランス
- 支出の内訳
- 貯蓄と投資の割合
今後のライフプランを考えながら「収入の2割〜3割」「ボーナスは全額」くらいの勢いで貯蓄や投資ができるような家計に調整していきましょう！
ライフプランは、充実した人生を送るために欠かせないツール。
ライフプランの目的は↓
- 将来の不安を解消する
- 目標を達成しやすくする
今後のライフイベントを予測して、足りないお金は今から貯蓄や投資をしていきましょう。
ライフプランや、貯蓄の相談はこちらからできます↓
ぜひこの機会を活かして、自分にとって最適な家計に見直し、豊かな生活を実現してくださいね。
にほんブログ村
コメント