【50代からのお金の不安】老後資金が心配な人へ！まずは純資産を確認しよう

「老後資金足りるかな…」

そう思ったときは、まず「純資産」の確認を！

純資産とは↓

現金資産とは↓

負債とは↓

※「生命保険（解約返戻金）」や「家」「車」「貴金属」なども資産ですが、すぐに現金化できないという点でここでは資産に含んでいません

純資産を見える化すると、次のステップへ進むことができます。

現在の資産がどれくらいあるかわからないと、対策のしようもない。

そして資産は夫婦で共有することが大前提。

「相手が貯めているはず！」は幻想かも？

こちらの記事も参考にしてください↓

この記事では、純資産の確認方法についてお伝えしていきます。

純資産の確認は要領さえ分かれば、あとは1年に1回程度の確認でOK。

定期的に自分の資産額と向き合うことで、問題が鮮明になり老後資金作りに意識的に取り組めるようになります。

明るい未来のために、まずは純資産の確認から始めましょう✨

>>50代のお金の不安を減らす記事一覧はこちらから

純資産を確認するやり方

純資産を把握するため、「現金資産」と「負債」の確認をしていきます。

現金資産の確認

スタートは、夫・妻・子ども名義の預金通帳や証書などをすべてかき集めるところから。

忘れて放置していた昔の通帳や証書はありませんか？

思い出して確認してみてくださいね。

上記の合計が現在の現金資産額。

普通預金の中には一部生活費も含まれていると思いますが、まずはザックリと資産額を確認することが大事です。

負債の確認

残債を把握するため以下を確認し合計します↓

純資産の確認

以下の通り計算します↓

現金資産の保護制度について

預貯金の保護制度

ペイオフとは預金保険制度のこと。

保護の範囲は、1金融機関ごとに預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息。

ただし、決済用預金（当座預金・利息のつかない普通預金など）は全額保護されます。

保護の対象とならないものもあるので、注意が必要です。

• 金融機関の海外支店の預金
• 外国銀行の日本支店の預金
• 外貨預金など

有価証券の保護制度

証券会社は、顧客の資産と証券会社の資産とは分けて管理する分別管理義務があります。

そのため、証券会社が破綻しても顧客の資産は返してもらうことができます。

※証券会社が分別管理義務違反していた場合、保護されるのは1000万円まで

ただし銀行で運用している投資信託などは、分別管理義務はないので注意してください。

現金資産の管理で注意してほしいこと3つ

以前は利ざやが収益の柱だった銀行も、今は手数料が利益の中心。

※利ざやとは→預入金利と貸付金利の差

これから銀行を利用するときは、何にでも手数料がかかる時代です。

銀行で現金資産の管理をしている場合は、以下の点に注意してください。

①銀行預金の未利用口座手数料

下記の要件に該当するため、手数料を引き落としますという内容。

• 2年以上利用していない普通預金口座
• 残高10,000円未満
• 年間手数料1,320円（税込み）

気付かないうちに、余計な手数料を支払うことのないよう注意してくださいね。

②銀行預金の紙通帳利用手数料

三菱UFJ銀行は2022年4月以降、新規に普通預金口座開設し紙通帳を利用する場合、年間550円の手数料がかかります。

※18才未満・70才以上を除く

③ゆうちょ銀行の貯金

ゆうちょ銀行ではたびたびニュースにもなっていますが、長期間（20年2ヶ月）利用がないと貯金が引き出せなくなる可能性も。

50代純資産の確認まとめ

老後資金の不安を減らすため、まずは「純資産」の確認をしてみましょう↓

現金資産の確認↓

負債の確認↓

純資産の確認↓

銀行にはペイオフという預金保険制度があります↓

証券口座には分別管理義務があります↓

これから銀行口座には様々な手数料がかかってきます↓

自分のお金をいちばん大事に思っているのは、自分だけ。

整理して、守っていきましょう✨

純資産を把握できたら↓

>>次のステップはこちら！老後資金は足りる？

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