今までの人生、運がよかった?悪かった?と聞かれたらなんて答えますか?
運がよかったと答えた人はなにより。
一方、運が悪かったと答えた人は何が理由でしょうか?
それって案外、思い込みかもしれません。
中野信子著、科学がつきとめた「運のいい人」を読みました。
脳科学の観点から、こんな人は「運のいい人」という考え方や行動が詳しく書かれています。
その中からこんなふうに考えることができたら、50代からの生き方がもっとラクになり運もよくなると思ったことを5つ選びました。
- 運のいい人は、自分なりの「しあわせのものさし」をもつ
- 運のいい人は、いい加減に生きる
- 運のいい人は、自分は運がいいと思い込む
- 運のいい人は、不安と上手につきあう
- 運のいい人は、具体的な目的をもつ
ぜひ最後まで読んで、運をよくしていきましょう!
自分なりの「しあわせのものさし」をもつ
自分なりの「しあわせのものさし」とは、自分のこんな状態を知っておくことです。
「しあわせのものさし」は人それぞれですよね。
例えばこんなこと↓
- カフェでゆっくり読書する
- 家をキレイに片付ける
- スポーツをする
- 家族や友だちとのおしゃべり
ここで大事なのが「しあわせのものさし」は、他人の価値観に左右されない「自分だけのもの」であること。
他人がどう思うかではなく、自分が本当に「好き」「心地いい」と思えることです。
これは人間の脳の中にある、快感を生む”報酬系”の回路が刺激されている状態。
自分が心地いい状態を積極的に作っている=自分が好きな自分でいられる状態。
これを心理学で「自己一致の状態」といいます。
自己一致の状態の人は穏やかで余裕があるので、周りの人の気持ちもラクになります。
結果、人に好かれ、周りに人が集まり、楽しく過ごすことができます。
運は人が運んでくることもよくありますよね
いい加減に生きる
いい加減に生きるというのは、適当にやり過ごすということではありません。
まじめを否定するものでもなく、いい加減に生きる=自分を大切にするということです。
今まで、まじめ過ぎるくらいに生きてきてませんか?
- まじめに働く
- まじめに子育てする
- まじめに家事をする
- まじめに人の言うことを聞く
一生懸命にまじめに、どれも立派ですごいことですよね。
ただまじめを隠れ蓑にして、これらのことを忘れないようにしてください。
- 自分をないがしろにしてないか
- しあわせのものさしを見失ってないか
- 本当にやりたいことを忘れてないか
根がまじめは基本として、ちょっといい加減くらいがちょうどいいのかもしれませんね
自分は運がいいと思い込む
自分は運がいいと思い込む、これが運をよくするコツのひとつです。
根拠なんてなくて大丈夫。
世の中には「自分は運がいい」と思っている人と、「自分は運が悪い」と思っている人がいますが根拠はあまりないようです。
ただ両者の違いは、起こっている事象が同じだとしてもこれらのことが違います。
- とらえ方
- 考え方
- 対処の仕方
例えばひとつの失敗に対して「自分は運がいい」と思っている人は
- どこがダメだったか
- 失敗した意味は何か
- これからどうするか
こう考えるのに対し、「自分は運が悪い」と思っている人はこんなふうになりがちでは?
- またダメだった
- 何をやってもムダ
- もう挑戦なんかしない
こういうことが長年積み重なっていくと、おのずと結果は変わりますよね。
今から思考をチェンジしていきましょう
不安と上手につきあう
50代になると、心の中が不安でいっぱいになってきますよね。
- いつまで働けばいいか
- お金は足りるか
- 健康でいられるか
特に50代の女性は更年期あたりから、ホルモンバランスの変化によりセロトニン(幸せホルモン)が減少すると言われています。
不安との上手なつきあい方は↓
- しあわせのものさしを満たす時間をもつ
- 多少の不安は生理現象と割り切る
- 不安を原動力にする
- 小さな不安は寝て忘れる(笑)
不安なことが全くない!という人は、おそらくいないと思います。
- 不安はあるけど今はゆっくりカフェでお茶しよう
- 先のことなんてわからないから不安になるのは当たり前
- 不安だから少しがんばってみようかな
- ちょっと不安だけどとりあえず寝よう!
こんなふうに考えられたらいいですね
具体的な目的をもつ
具体的な目的は、宝くじが当たりますように!というような結果を他人に任せることではありません。
「これをやりたい」という、自分の目的や目標のようなことです。
ノーベル賞を受賞した人たちの中で、こういう話をよく聞きませんか?
”失敗したことが、じつは大発見につながっていた”
そう偶然の幸運は、偶然の幸運をキャッチする準備ができている人にしか訪れないもの。
幸運をキャッチする準備とは↓
- 明確な目的をもつこと
- 目的を忘れないこと
神様が幸運の矢を平等に放っていたとしても、キャッチする準備ができていなければその矢に気づかないかもしれません。
準備を忘れずに!
「運のいい人」になる考え方まとめ
50代から運のいい人になる考え方は次の5つ↓
- 自分なりの「しあわせのものさし」をもつ
- いい加減に生きる
- 自分は運がいいと思い込む
- 不安と上手につきあう
- 具体的な目的をもつ
松下電器(現パナソニック)創業者の松下幸之助氏も、採用試験で「自分は運がいい」と答えた人を採用したというのは有名な話ですよね。
きっと運がいいと答えた人の中にも、辛いことや悲しいことを乗り越えてきたはず。
いつも運が悪いと思っている人には、この本を読んで運をよくしてもらいたい!
上記の5選以外にも、たくさんの運のよくなる考え方や行動の仕方が載っているので、ぜひ読んでみてくださいね。
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