60歳まであと少し。
老後のお金に困らないようにとFP3級を取得したり、家計見直しもしてる最中。
でも老後収入の柱となる年金制度はわからないことも多くて、気になる本があれば買って読んだり。

この記事ではFP3級を勉強する中で、やっと理解できた「特別支給の厚生老齢年金」についてお伝えしていきます。
年金の受給開始年齢が、60歳から65歳に引き上げられたことによる混乱を避けるための経過措置として設けられました。

昭和41年9月生まれの私はもらえないんだけど😅
特別支給の老齢厚生年金をもらえる人は?

特別支給の老齢厚生年金を受け取るには、以下の条件をすべて満たす必要があります↓
生年月日によってもらえる期間も変わります(女性の場合)↓
- 昭和33.4.2生〜昭和35.4.1生は61歳から4年間
- 昭和35.4.2生〜昭和37.4.1生は62歳から3年間
- 昭和37.4.2生〜昭和39.4.1生は63歳から2年間
- 昭和39.4.2生〜昭和41.4.1生は64歳から1年間
※上記の特別支給の老齢厚生年金は、厚生年金保険に加入していた期間とその間の平均標準報酬額によって計算されます
ねんきん定期便にも○部分にもらえる年齢と金額が記載されてます!

特別支給の年金をもらうときの注意点

特別支給の老齢厚生年金の注意点は以下の3つ↓
- 繰り下げ受給はできない
- 請求期間は5年間
- 給料が多いとカットされる場合も
請求期間は受給権発生日(支給開始年齢に到達した日)から5年間で、この期間を過ぎると受け取れなくなります。
繰り下げもできないので、年金事務所から案内が来たらすぐに手続きするのが良さそうですね。
ただ働いて給料を受け取っている場合、給料+年金が50万円(2024年度)を超えると一部カットされる場合もあるようです。
特別支給の老齢厚生年金についての相談や請求については、年金事務所に聞いてみてください。
昭和38年生まれの姉は特別支給を知らなかった

よく内容を理解しないまま「昭和41年9月生まれの私には関係ないし…」と思ってた特別支給の老齢年金制度。
FP3級を勉強したおかげで内容が理解できました。
そして気になったのが3つ年上の姉のこと。

特別支給の年金のこと知ってる?

特別支給の年金?何それ、知らないけどもらえるの?
ねんきん定期便が毎年届いて、ちゃんと保管しているのに「特別支給」のことを姉は知らなかった💦
姉のねんきん定期便を確認すると…ちゃんと63歳から受け取れる金額が記載されてました!(よかったじゃん👍)
受け取れる金額は少ないかもしれないけど(1年約35万円を2年分)、もらえないより全然いいですよねー✨
「もしかして私ももらえるかも?!」と思った人は、今すぐねんきん定期便を確認してみてくださいね。
特別支給の老齢厚生年金まとめ

年金の受給開始年齢が60歳から65歳に引き上げられたことによる経過措置として「特別支給の老齢厚生年金」があります。
特別支給の老齢厚生年金をもらえるのはこんな人です↓
- 昭和33.4.2生〜昭和35.4.1生は61歳から4年間
- 昭和35.4.2生〜昭和37.4.1生は62歳から3年間
- 昭和37.4.2生〜昭和39.4.1生は63歳から2年間
- 昭和39.4.2生〜昭和41.4.1生は64歳から1年間

私の姉は対象者なのに、特別支給の年金制度のことを知らなかった💦
毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」にも記載されてるので、確認してみてくださいね!
特別支給の老齢厚生年金の注意点は↓
- 繰り下げ受給はできない
- 請求期間は5年間
- 給料が多いとカットされる場合も
もらえるものは、忘れずもらって豊かな老後にしていきましょう♪


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