50代から老後のお金に困らないように対策してきたけど、年金制度については正直まだよくわからないことも多くて💦
60歳目前の今は、本などを参考に少しずつ勉強してます。

先日NHKの「あさイチ」で、女性の年金が男性に比べ少ないという問題が取り上げられていました。
厚生労働省の2024年財政検証結果によると、現在50歳の女性が65歳で受け取る年金平均月額は、国民年金と厚生年金合わせて98,000円。
これは50歳男性の平均月額141,000円より、43,000円少ない金額です。

女性は年金だけで暮らしていけないじゃん…
そこでこの記事では、女性の年金が少ない問題についてお伝えしていきます。
女性の年金が男性に比べて少ないって聞くと、なんだかモヤモヤした気持ちになる人もいるかもしれません。
でも早めに情報を集め、自分に合った備えを始めることが大切です。
ぜひ参考にしてくださいね。
女性の年金が少ない理由

年金は私たちの老後を支えてくれる大切なもの。
公的年金制度は、国民年金を基礎年金とした2階建て構造になっています。
そして女性の年金が男性に比べて少ない理由は、主に以下の要因が複雑に絡み合っているためです。
①社会の仕組みによる働き方の違い
女性は結婚や出産・育児などで、どうしても働き方を変えざるを得ないことが多いですよね。
さらに育児や介護の負担が女性に偏りがちなのも、キャリア形成を妨げる要因です。
そうなると、どうしても厚生年金に加入する期間が短くなるため、もらえる年金が少なくなります。
②賃金格差
同じ仕事をしていても男性の方が給料が高かったり、昇進や昇格の機会が男性よりも少ないと生涯賃金も低くなります。
厚生年金額は現役時代の賃金に比例するため、賃金が低いと年金額も少なくなります。
③年金制度の仕組み
第3号被保険者制度とは、専業主婦(夫)が第3号被保険者として国民年金に加入できるもの。
保険料の負担はないものの、厚生年金には加入していないためもらえる年金も少なくなります。
女性の年金支給年齢
年金の支給年齢は、基本的には男女問わず65歳から。
ただし生年月日によっては、60歳以降「特別支給の老齢厚生年金」を受け取れる場合もあります↓
また年金は60歳から繰り上げて受け取ることも、66歳以降に繰り下げて受け取ることも可能👍

でも繰り上げると年金額は減ってしまうので、慎重に検討してくださいね
老後の生活費はいくらかかる?

総務省の調査によると、65歳(無職世帯)からの平均的な1ヶ月の生活費は以下の通りです↓
内訳 | 単身 | 夫婦 |
食費 | 40,000円 | 73,000円 |
光熱費 | 14,000円 | 22,000円 |
娯楽費 | 15,000円 | 25,000円 |
交通・通信費 | 15,000円 | 31,000円 |
住居費 | 13,000円 | 17,000円 |
医療費 | 8,000円 | 17,000円 |
その他 | 40,000円 | 66,000円 |
合計 | 145,000円 | 251,000円 |

今、1ヶ月の生活費はどれくらいかかってますか?
これだけはやってほしい

私は年金が少ないかも?どうしよう…

まずは「ねんきん定期便」などで、自分の年金額を確認してください!
パートやアルバイトでも厚生年金に加入すれば、将来の年金額を増やすことができます。
働き方によって年金額が変わってくることを意識しておきましょう。
そして年金だけで暮らせないと思ったら、できるだけ働いているうちに貯めておく。
家計の見直しも必須です↓
女性の年金少ない問題まとめ

「年金」って聞くと、ちょっと難しくて考えたくない…って思うかもしれません。
でも年金は将来の生活を支える大切なものだから、少しずつでも理解を深めていきましょう。
現在50歳の男女が65歳で受け取る年金平均月額は国民年金と厚生年金合わせて↓
女性の年金が少なくなる要因は↓
でもパートやアルバイトでも厚生年金に加入すれば、将来の年金額を増やすことも可能ですよ。

年金の支給年齢は基本的に65歳からです
65歳(無職世帯)からの平均的な1ヶ月の生活費は↓
「年金だけじゃ全然足りない…」と思ったら、これだけはやって!
年金は私たちの未来のための大切な備え。
早めに情報を集めながら、足りない分は働いている間に貯めておきましょうねー😄


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